NANDストレージ・ソリューション向けNANDコントローラと統合サービスのリーディング・プロバイダーであるファイソン(台湾証券取引所8299 TT)は本日(1/8)、最大14GB/sの性能を持つ世界初のPCIe 5.0 DRAMレス・クライアントSSDコントローラ「E31T」を発表しました。 このE31TはPC OEM、メインストリームSSD市場に向けた強力な製品です。
ファイソンのCS Ma社長(総経理)は次のように語りました。
「PS5031-E31Tは、7nmを採用した世界初のPCIe 5.0 DRAMレス4CHクライアントSSDコントローラです。現在の3600MT/s NAND世代では、E31T SSDの性能は10.8GB/秒、最大容量は8TBに達します。今後4800MT/sの新世代NANDがリリースされると、E31T SSDの速度は14GB/sに達し、PCIe 5.0 DRAMレスSSDの性能を新しいレベルに押し上げることになるでしょう。」
ファイソンは、PCIe 5.0 DRAMレスSSDコントローラE31Tに加え、今年のCESでは次の製品も展示しています。
- PCIe 5.0 SSD PS5026-E26:シーケンシャルリード性能14.7GB/sを維持し、PCMark 10および3DMarkストレージテストで1000MB/sを達成した世界初のSSDコントローラチップ。
- PCIe 4.0 DRAMレスSSD PS5027-E27T:小型のM.2 2230フォームファクタで、Steam Deck、Ally、Legion Goなどの携帯ゲーム機向けに特別に設計された低消費電力、高性能PCIe 4.0 SSDストレージ・ソリューション。
- USB 4.0 PS2251-21 (U21): シングルチップ(SoC)上に搭載された世界初のネイティブUSB 4.0コントローラが、最大4GB/sの性能を実現。コンテンツクリエーターやモバイルストレージアプリケーションに最適なストレージ・ソリューション。
CESで展示されるファイソン製品の詳細については http://www.phison.com/ces-2024 をご参照ください。