デジタルデータ量が爆発的に増加する時代において、機密データを保護する方法は、事業者および個人の双方にとっての焦点となっています。サイバーハッキング事件に加え、企業データやパソコンデータの流出事件も多く報道されています。ファイソン社(Phison; 8299TT)は、デジタル時代におけるユーザーデータ保護の改善のために、FIPS(米国連邦情報処理規格)140-2暗号化認証に準拠するSSDストレージソリューションを発表しました。
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市場調査機関によると、ノートパソコンの80%以上が機密情報を保存しており、ノートパソコンの10%以上が、使用中にデータが盗まれたり紛失したりしています。つまり、企業や個人は単なるネットワークセキュリティの強化だけでなく、パソコンの盗難や紛失による機密データの流出のリスクに対し、より強度の対策が必要です。 FIPS 140-2認定仕様に準拠したファイソン社のSSDストレージソリューションは、SSD制御チップ(コントローラー)と特殊なファームウェアによる二重保護メカニズムを採用し、SSDデータを暗号化して保存できるようになります。つまり、ファイソン社のFIPS 140-2認定SSDストレージソリューションを搭載したコンピューターあるいはシステムが紛失したり盗難にあった場合、設定されたパスワードがないと、SSDのデータは暗号化されたままで読むことができません。ハッカーや、盗難者は正しいSSD情報を読み取ることができず、ユーザーデータの保護メカニズムが大幅に改善されます。
ファイソン社SSD制御チップ |
データ暗号化メカニズム |
最大容量 |
PS5012-E12 |
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2TB |
PS3112-S12 |
2TB |
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NISTよるFIPS 140-2認定SSDストレージソリューションの説明: https://csrc.nist.gov/projects/cryptographic-module-validation-program/certificate/3758 |
ファイソン社の潘健成会長は、次のように述べています。ファイソン社はUSBフラッシュドライブ制御チップの開発からスタートしてとして、世界最大級の、独立したNANDコントローラーチップおよびNANDストレージソリューションインテグレーターに成長することができました。ファイソン社は、デジタルデータを保護する責任と義務があります。 サイバーハッキングやデータの盗難が頻繁におこる今日の時代に、ファイソン社は高度なNANDコントローラーチップの開発を続け、データ保護セキュリティメカニズムを強化し、バックドアのないコントローラーチップを提供してきました。そして、今回、より強化したデータセキュリティ保護メカニズムのFIPS140-2認定のSSDストレージソリューションをユーザーに提供し、デジタルデータ保護に対する一般の皆様の関心、認識度が高まることを期待しています。