FMS 2016 ファイソン新製品発表
サンタクララ、カリフォルニア-2016年8月9日
NANDコントローラ及びソリューションで世界をリードするPhison Electronics Corporation (8299.TWO) はFlash Memory Summit 2016でコンシューマ、組込みおよびエンタープライズ向け最新NANDコントローラテクノロジを紹介します。PS5008-E8/E8T PCIe Gen3x2 NVMe コントローラ、3D NANDを使ったPCIe及びSATAソリューション、IoTからデジタルサイネージまで広くデザインインされたソリューション、市場不良を防ぐEmbedded Toolboxのデモ、S10Cを使ったリモート評価サービスServeTheHomeのデモ及びPS5007-E7を使った世界最高速Enterprise-class U.2 PCIe SSD、Liqid Elementなどを展示します。
コンシューマ向けでは、Phison社初のPCIe Gen3x2 NVMe コントローラPS5008-E8/E8TでSATAと同じコストでパフォーマンスが3倍になるソリューションを発表します。PS5008は二つのバージョンがあり(E8:DDR/DDRLあり、E8T:DRAMなし)DRAMの構成を柔軟に選択することができます。Phison社のE8は最大シーケンシャルリード/ライトが1,600/1,300MB/s、最大ランダムリード/ライトが240,000/220,000IOPSです。このコントローラはSmartECC™、 End to End Data Path Protection及び Host Memory Buffer supportの機能が搭載され優れたデータの整合性と信頼性を提供できます。E8は現在エンジニアリングサンプルの段階で量産は年末の見込みです。また、Phison社はSSDコントローラの全ラインアップで3D NAND対応を進めています。PS3111-S11TのSATAソリューションが現在量産中で、PCIe及びSATAソリューションのPS5008-E8/E8T、PS5007-E7及びPS3110-S10も年末までに量産の見込みです。
組込み向け用途では、Phison社は主要サプライヤーの役割を担うため、車載用、産業用、軍事用から商用向けまでNANDコントローラのフルラインアップに対応します。コントローララインアップ、例えばデジタルサイネージ、シンクライアント、IoT市場向けS9、S10及びPS8225など、はFlash Memory Summitのブースで展示しています。ご来場いただくとPhisonのEmbedded Toolbox及び多数のアプリケーションを見学して頂くことができます。
エンタープライズ向けでは、Phison社のS10DCはデータセンターが求める高速、低コスト、そして電源遮断保護機能を備えています。最近S10DCはServeTheHomeサイトで9.5/10の点数を取得しました。S10DCの高速、低コストなフラッシュプラットフォームはデーターセンターにおけるディスクからフラッシュへのデータの移行を促進します。開発者、システムインテグレータはサインアップすることによりDemoEvalテスト施設で高速24ドライブPhison S10DCソリューションでのワークロードに対する差をテストできます。また、Phison社はLiquid Inc. と協力しE7 PCIe Gen3x4を搭載した“業界最速U.2 SSD”も展示しています。
Phison社は8月9日から11日までFlash Memory Summit(ブース714と716)で最新ソリューションを展示する予定です。
Phison Electronics Corporation について:
Phison Electronics Corporationは2000年11月、新竹(台湾)にて操業を開始いたしました。世界初のシングルチップUSB flash drive ICで事業を始め、現在はUSB flash drive、SDメモリカード、eMMC、PATA、SATA、UFS、そしてPCIeコントローラでマーケットをリードしています。 2010年、全世界で5億以上のコントローラを出荷し、売上高は、10億ドルを突破ました。Phison社はNANDフラッシュトータルソリューションプロバイダとして、主要なリテールの客先にシステムおよびOEMサービスも提供しています。
詳細については、http://www.phison.comをご覧ください。