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新しいXシリーズコントローラとリタイマーICで、PCIe 5.0の高速転送を実現
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世界最大級のIT家電見本市『CES 2023』が米国ラスベガスコで2013年1月5日に開幕し、3,000以上の企業が最先端のコンシューマーエレクトロニクス製品を展示します。各社は5G、eSPORTS、Web3クラウドサービス、データセキュリティ、宇宙技術、カーエレクトロニクス、スマートヘルスケア等の幅広いトピックを取り上げています。 NANDフラッシュメモリコントローラおよびストレージソリューションのグローバルリーダーであるファイソン(台湾証券取引所8299 TT)は、本日(1月4日)、次世代PCIe 5.0高速転送ソリューションを発表しました。
新型コロナの流行により人々の生活と仕事のありかたが大きく変わり、高速データ転送とストレージの需要が喚起されました。 こうした中、世界中のお客様のPCIe 5.0 高速伝送とストレージのエコシステム構築を支援するために、ファイソンは今年のCESでは、独自の「I/O+(IOプラス)テクノロジー」を搭載したフラッグシップモデルPCIe 5.0 SSDコントローラPS5026-E26、前世代の2倍以上のパフォーマンスを備えたエンタープライズ PCIe 5.0 SSDコントローラ Xシリーズ技術のプレビュー、サーバーおよび車載システム向けに特別に設計されたPCIe 5.0リタイマー信号拡張IC PS7201 等を、PCIe 5.0 高速伝送およびストレージソリューションを網羅した形で出展しました。
ファイソンのCEOである潘健成氏は次のように述べました。
「世界的な技術イベントであるCESは、ファイソンがその技術力を示す機会でもあり、弊社は今回、最新のPCIe 5.0 高速転送およびストレージソリューションを展示しました。eSPORTSやデジタルクリエーター向けのフラッグシップPCIe 5.0 SSDコントローラPS5026、最大シーケンシャルリード/ライト性能が毎秒14GBを超えると予想されるエンタープライズクラスのPCIe 5.0 SSD向けのXシリーズ技術、16レーン搭載のPCIe 5.0リタイマー信号拡張IC PS7201など、どの製品も高速伝送が要求されるストレージ業界における弊社の実績と将来の成長を示すものとなっています。」
また、IDCのリサーチ担当バイスプレジデントであるJeff Janukowicz氏は次のように強調しています。
「PCIe Gen5が進化を続ける中、複雑な課題を解決するソリューションを開発するためには、洞察力、独創性、専門知識が必要です。今回の各種の新しいコントローラの発表でファイソンは、引き続きシリコンの革新とシステムレベルのソリューションを提供します。それはSSDエコシステム全体に違いをもたらし、ポジティブなインパクトを与えているのです。」
英語原文: “As PCIe Gen5 continues to evolve, vision, originality and expertise are required to develop solutions that solve complex industry challenges,” said Jeff Janukowicz, Research Vice President at IDC. “With this new controller demonstration, Phison continues to deliver silicon innovation and system-level solutions that make a difference and positively impact the overall SSD ecosystem.”)
元記事 詳しくは、以下のリンクからご覧ください。
・ファイソン 2023 CES:www.phison.com/ces-2023
・ファイソンがPCIe 5.0エコシステムの構築に貢献: www.phison.com/gen5-e26-ssd-partner-ecosystem
・プレスキット:www.phison.com/company/newsroom/event-press-kits/ces-2023

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2023年予定の月面着陸に向け、ファイソンのSSDがNASAのTRL-6認定を取得
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2023年予定の月面着陸に向け、ファイソンのSSDがNASAのTRL-6認定を取得 |
NANDコントローラとストレージ・ソリューション業界をリードするファイソン・エレクトロニクス社(台湾株式市場8299TT)は、本日(12月7日)、8TB M.2 2280 のSSD (solid state drive)が、Lonestar社の歴史上初となる月面データセンター・ミッションに向けた飛行認定試験(Flight Qualification Tests) NASA TRL-6認証を完了したと発表しました。2023年後半に見込まれるNASA月面データセンターの建設には、データストレージとエッジコンピューティングのサービス会社であるLonestar社、宇宙工学設計・製造のSkycorp社、およびファイソンが参加する予定です。
ファイソンの潘健成CEOは次のように述べました。
「包括的なテストと認証プロセスを経て、当社のSSD技術が月面ミッションに向けたLonestar社の厳しい要件をすべてクリアしたことをうれしく思います。このような新分野の特別なミッションで当社が重要な役割を担えることは誇りであり、今後の新たな任務でも重要な役割を担っていく所存です。また、今回の目標達成のために協力してくださったお客様のLonestar社とパートナーのSkycorp社に特別な感謝の意を捧げたいと思います。
NASAのTRL-6(Technology Readiness Level 6)認証を取得するため、弊社の8TB M.2 PCIe 4.0 SSDは、月環境を模した深冷温度(deep cryogenic temperatures)と真空状態、電磁環境認証、SpaceX Falcon 9打ち上げを模した圧力と環境試験など、一連の試験に合格する必要がありました。これらの試験は、米国シリコンバレーの政府機関や民間のテスト施設の協力を得て、Skycorp社により実施されました。
Lonestar社のデータセンターは、NASAの商用月面ペイロードサービス(Commercial Lunar Payload Services; CLPS)プログラムのもとIntuitive Machines社の月着陸船NOVA-Cに搭載され、世界初の月面データセンターとなる予定です。このミッションをサポートするため、Lonestar社は宇宙仕様のハードウェアインフラのパートナーとしてSkycorp社を選定しました。Skycorp社は、宇宙サーバーアーキテクチャの中で、ファイソンの宇宙認定8TB M.2 PCIe 4.0 SSDを含む先進のマルチコアRISC-Vハードウェアを提供します。」
Lonestar社の創業者兼CEOであるクリストファースコット氏は次のように述べています。
「ファイソンが、優れたSSDストレージ・ソリューション・プロバイダであることが証明されました。私たちは、宇宙飛行に向けた基本的な認定試験がうまくいき、私たちのペイロード(payload)が合格したことを心から喜んでいます。そして、次のターゲットは月面でのオペレーションそのものとなったのです。」
(原文:“Phison is proving to be a superb provider,” said Christopher Stott, Founder and CEO of Lonestar Data Holdings, Inc. “We are truly heartened that the qualification tests have gone well, and that our payload has passed these fundamental next steps for spaceflight. Our next giant leap is the Moon itself.”)
Skycorp社のCEOであるDennis Wingoは、次のようにコメントしました。
「宇宙は変貌を遂げており、宇宙環境における高品質な商用部品の使用は複雑なものとなります。ファイソンは、この月面プロジェクトにおいて、製品の品質だけでなく、私たちの取り組みに対し信じられないほどの製品エンジニアリング サポートを実施してくれました。」
(原文:“Space is in transition, and the use of quality commercial components in a space environment is often complicated,” said Dennis Wingo, Skycorp CEO. “Phison has demonstrated not only the quality of their products but their incredible product engineering support for our efforts.”)
ファイソンとSkycorp社が、宇宙でのデータ処理とストレージの構築を支援する提携を発表したのは2022年の9月でした。Skycorp社は現在、ISS国際宇宙ステーション(International Space Station)のインテリジェント・スペース・システム・インターフェース(iSSI)の実験用アビオニクス機器に、Microchip Technologies社のPolarfire™システムオンチップ(SoC)に接続されたファイソンの4TB SSDを採用しています。そして、この技術は8TB SSDにアップグレードされ、Lonestar社初の月面サーバーとしてIntuitive Machines社のNASA CLPS第2回月面着陸ミッションに搭載される予定です。
火星探査機にファイソンの8GB uSSDが搭載され活躍したと報道されたのは2021年4月です。そして今回、ファイソンはNASAのTRL-6認証を取得し、Lonestar社やSkycorp社とのパートナーシップを確立しました。これらの宇宙での数々の実績は、ファイソンが研究開発投資を拡大している成果です。
Lonestar社について
Lonestar Data Holdings Inc.(Lonestar)は、米国フロリダ州のセントピーターズバーグの海事・防衛テクノロジーハブが本社です。クラウドと宇宙分野の専門家からなる実績あるチームにより、エッジ分野でのデータ活用の未来を切り拓くために設立されました。www.lonestarlunar.com
Skycorp社について
Dennis Wingo氏によって設立されたSkycorp社は、軌道上輸送機(orbital vehicle)の開発、配備、運用の方法に革命を起こしています。最近納入されたインテリジェント・スペース・システム・インターフェース(iSSI)飛行特性確認実験は、Skycorp社の軌道上補給機(orbital logistics Vehicle)開発の重要なマイルストーンとなります。Skycorp社は、NASAやその他の企業と提携していくつかの宇宙ミッションに参加し、革新的なソリューションを宇宙で実現することで成功を収めてきました。Skycorp社はファイソンと提携し、同社のSSDソリューションを開発中の数々の宇宙プロジェクトに提供しています。www.skycorpinc.com
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ファイソンのX1 は、カスタマイズ可能なエンタープライズ PCIe Gen4 SSDです。データセンター向けに、クラス最高レベルの性能、低消費電力で、大容量ストレージを提供します。
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ファイソンのエンタープライズ向けSSD、PCIe 4.0 SSD X1が2023年台湾精品賞を受賞 |
ファイソン(8299 TT)は、本日(11/23)、最新のフラッグシップモデルであるエンタープライズPCIe 4.0 SSD X1ストレージソリューションが「2023台湾精品賞」を受賞しましたのでお知らせします。
台湾精品賞―Taiwan Excellence Award(TEA)は、台湾経済部が1993年に創設した賞です。毎年、「研究開発」「デザイン」「品質」「マーケティング」の4部門で、「台湾製」という基準も考慮した上で厳しい選考を経て、「革新的価値」を持つ製品が選出されます。 この賞は政府によって世界の市場で宣伝され、台湾の産業界に革新的なイメージを与えていきます。。
ファイソン社の潘健成CEOは、次のように述べました。
「当社のエンタープライズ向けPCIe 4.0 SSD X1がこのような賞を受賞したことを大変うれしく思います。台湾精品賞は、台湾の革新的な製品の共通ブランドとして、業界のアカデミー賞と呼ばれ、国際的に高い評価を得ています。
SSD X1は、台湾で初めて自社開発されたエンタープライズ向けPCIe 4.0 SSDであり、世界最大のマスデータストレージ・リーダーでパートナーであるシーゲイト社(NASDAQ:STX)が実施した厳しい検証テストに合格し、台湾のストレージ業界で前例のない偉業を達成することができました。 今後、ファイソンは、NANDストレージの世界的需要の拡大に対応するため、最先端のNANDコントローラとストレージ・ソリューション開発にむけた技術リーダーシップと研究開発投資の拡大に引き続き注力していきます。」
受賞に関するウェブサイトは、以下のサイトでご覧いただけます。
https://www.taiwanexcellence.org/tw/award/product/1120525
X1の詳細については、下記をご参照ください。
https://www.phison.com/zh-tw/solutions/enterprise/pcie/x1-ssd
X1の詳細について、パートナーおよびお客様は、下記ウェブサイトをご参照ください:
https://www.phison.com/zh-tw/solutions/enterprise/pcie/x1-partner

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Background:
Taiwan High Court rendered judgment on August 10, 2022 on the criminal action associated with Phison’s financial report case that occurred in 2016.
Verdict:
In accordance with Taiwan High Court’s judgment, Phison’s CEO Mr. K.S. Pua is sentenced 5-year probation. During probation period, Mr. K.S. Pua is also required to make donations to national treasury for charity purposes, and attend legal education programs.
Facts:
- K.S. Pua will continue to serve as Phison’s CEO.
- Phison is operating normally. The court judgment does not influence Phison’s operation and finance.
- Phison’s finances are strong.
- The aforementioned financial report case also made Phison readjust its corporate governance requirement, actively execute institutionalized management and build a corporate social responsibility mechanism covering ESG and other related aspects. Compared with 2016, Phison’s corporate governance evaluation scores in Taiwan have continued to rise (in 2021, the company ranked in the top 6%~20% of listed companies in Taiwan, with a corporate governance evaluation score of 88.21 points), and the MSCI score has also increased from CCC to BB (2021), and the Dow Jones Sustainability Index (DJSI) rating increased from 41 to 63 (2021). The increase in these evaluation scores not only represents Phison’s emphasis on ESG, but also represents its commitment to maintaining and practicing corporate governance.
Company Response:
From Mr. K.S. Pua’s statement, he respects Taiwan High Court’s judgment, and will discuss with lawyers for follow-up actions.

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~カスタマイズ可能なPCIe Gen4 SSDプラットフォームとなる「X1」は、データセンター向けの大容量ストレージを、クラス最高の性能と低消費電力で提供します~
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ファイソンは業界最先端のエンタープライズクラスSSDソリューション「X1」を発表 |
NANDコントローラおよびストレージ・ソリューションのグローバルリーダーであるフィソンエレクトロニクス(台湾証券取引所8299 )は、本日(8月2日)、業界最先端のエンタープライズPCIe Gen4 SSDソリューションを実現するエンタープライズ向けソリッドステートドライブ(SSD)プラットフォーム「X1」の発売を発表しました。
ファイソンのエンタープライズ向けX1 SSD プラットフォームは、大容量データストレージソリューションのグローバルリーダーであるSeagate® Technology Holdings plc (NASDAQ: STX)との提携により設計されたものです。このX1プラットフォームは、より高速、より高度な処理を求める世界のデータセンター市場の要求の変化に対応しています。
カスタマイズ可能なエンタープライズクラスのSSDプラットフォーム「X1」は、より少ない消費電力で多彩なパフォーマンスを実現します。「X1」は、同程度の電力を消費する既存の競合製品よりも30%以上優れたデータ読み取り性能を持ち、パフォーマンスのボトルネックを解消し、費用対効果が優れた高いサービス品質(Quality of Service;QoS)を提供するエンタープライズクラスのPCIe Gen4 SSDソリューションです。
シーゲート・テクノロジー社の製品およびビジネス・マーケティング担当上級副社長であるSai Varanasi氏は、次のように述べました。「我々は、シーゲートのデータ管理機能と顧客統合機能をファイソンの最先端技術と組み合わせ、進化し続けるエンタープライズストレージ市場のニーズを満たす高度にカスタマイズされたSSDを実現しました。 シーゲートは、高度なSSDテクノロジの開発分野でファイソンと提携し、すべての大容量ストレージシステムのお客様により大容量でより高速なパフォーマンス、優れた電力効率を提供する高度なSSDテクノロジを提供できることを嬉しく思います。」(英語の原文は以下の通り。“We combined Seagate’s proprietary data management and customer integration capabilities with Phison’s cutting-edge technology to create highly customized SSDs that meet the ever-evolving needs of the enterprise storage market,” said Sai Varanasi, senior vice president of product and business marketing at Seagate Technology. “Seagate is excited to partner with Phison on developing advanced SSD technology to provide the industry with increased density, higher performance and power efficiency for all mass capacity storage providers.”)
X1 SSDプラットフォームは、以下のようなHPC、AI、超大規模な完全なエンタープライズ・アプリケーションに適しています。
1)ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC):X1 SSDは、より少ない消費電力でより多くの演算能力を実現し、パフォーマンスのボトルネックを大幅に解消する高性能エンタープライズSSDプラットフォームを提供します。
2)世の中を一新する人工知能(AI):X1 SSDは、次世代の人工知能(AI)開発を可能にし、AIによる効果的な推奨事項の提供や、医療、教育、科学など様々な重要産業における最適モデルの研究に使用できるデータの生成などを可能にします。
3)ハイパースケール性能を求められるデータセンター:X1 SSDは、企業の多様なワークロードを担うために設計されたクラス最高のパフォーマンスと、貴重な企業データの長期保存を可能にする高い耐久性を備えています。
ファイソンの最高技術責任者である Sebastien Jean 氏は、次のように述べています。「現在市場に出回っているエンタープライズストレージ製品は、まだ顧客のニーズを完全には満たしていません。ファイソンはこのX1 により、世界クラスのカスタマイズ可能なエンタープライズグレードの PCIe Gen4 SSD プラットフォームを提供します。これは、エンタープライズストレージの性能水準を引き上げるというファイソンの強い決意の表れです。さらに、シーゲート社の深い業界経験とファイソンの高度なアーキテクチャを組み合わせることで、今回発表したエンタープライズクラスの X1 SSD プラットフォームは人工知能、クラウドストレージ、5G エッジコンピューティングなどのさまざまなアプリケーション向けに先進的なエンタープライズグレードの SSD 製品を提供するように設計されています。」
ファイソンの X1の詳細については、以下をご参照ください。
https://www.phison.com/ja/solutions/enterprise/pcie/x1-ssd
X1を共同開発したファイソンとその協業パートナーについては以下をご覧ください。:https://www.phison.com/ja/solutions/enterprise/pcie/x1-partner
ファイソンについて
ファイソン エレクトロニクス コーポレーションはストレージ製品のコントローラを開発し、トータルソリューションを顧客に提案する会社として世界をリードしています。
当社創業から20年間に、様々なストレージソリューション(PCIe/SATA/PATA SSD, eMMC,UFS,SD カード及びUSB)を開発してきました。 コントローラIC ベース換算数は年間6億ユニット以上になります。
ファイソンは顧客に付加価値を提供するだけでなく、コンシューマー向け、エンベデッド向け、またエンタープライズ向けにも垂直統合ソリューションとサービスを提供します。
また、ファイソンはその卓越した技術力が評価され、業界の標準化活動でも主要メンバーとしても活躍しています。 ファイソンはOpen NAND Flash Interface(ONFI)グループの設立メンバーです。 また、SDA(SD Association)やUFSAの業界標準化団体にファイソン関係者から役員を出す他、 JEDEC、 PCI-SIG、MIPI、NVMe、IEEE-SAにも貢献しています。
本プレスリリースに記載されている「当社」、および「ファイソン」は「ファイソン エレクトロニクス コーポレーション」です。